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遠藤 章
no journal, ,
国際放射線防護委員会(ICRP)は、2007年に放射線防護に関する基本勧告を見直し、その中で放射線防護に用いる実効線量の評価方法を一部改訂した。この改訂に伴い、外部被ばく評価に用いる線量換算係数を再評価する必要性が生じた。その新しい換算係数のデータセットは、ICRP第2専門委員会の線量計算に関するタスクグループDOCALによって取りまとめられ、ICRP Publication 116(ICRP116)として出版された。本発表では、ICRP116の内容を解説し、実効線量の新たな評価方法、従来の換算係数との比較及び違いの分析、線量評価に及ぼす影響などを、放射線防護の実務との関係に触れながら紹介する。
佐藤 達彦
no journal, ,
宇宙飛行士の宇宙線被ばく線量評価は、国際宇宙ステーションにおける長期滞在や有人惑星探査を計画する上で極めて重要となる。国際放射線防護委員会(ICRP)は、宇宙飛行士の宇宙線被ばく線量評価の指針をとりまとめたレポートICRP123を2013年に刊行した。その中には、宇宙における放射線環境、放射線防護で用いる線量の定義、宇宙線環境の測定方法、宇宙機内及び人体内の放射線環境、宇宙飛行士の被ばく線量の管理指針などがまとめられている。また、粒子・重イオン輸送計算コードPHITSを用いて計算した様々なイオン種に対する線量換算係数が付録として含まれている。発表では、刊行物著者の一人として、ICRP123全体の概要やその意義について紹介する。